???
『なぁ淳太くん
俺人間になりたい』
淳「何言ってんねん 今人間やん」
『ちゃうねん!
こんな体質ちゃうくて、
ずっと人間でいたいねん』
淳「は〜、なるほどな
でもなんで急にそんなこと言うん?
好きな人でもできたん?」
は、勘働きすぎやろ、
『、、、』
淳「え、ほんまにそうなん?」
『いや、それは、まぁ、えっと、』
淳「全く、
ほんまはあかんて言われてるんやけどな」
淳太くんは引き出しから
小さい瓶を取り出し俺に放ってきた
小「おわっ、」
淳「ほんまにちゃんと決めたら
決めた方考えて飲めばずっとそのままや」
小「分かった
おおきに!」
淳「おう」
これで俺も人間や!
、、でも、あなたはどう思うんかな、
俺がずっと犬やった方が、
あなたは楽なんかな、
、、、
さっきまでとは打って変わって
とぼとぼと家に帰った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。