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第16話

若い警察官__1





『おーい、ちょっと止まれー』



またかと思い、知らんふりをして歩いていく。


そうしたら、いきなり肩を掴まれて



『おい、止まれって言ってんだろ?』







見るとそこにいたのは


まあ若くて面倒くさそうにしている警察官の人。



なんだ、若いやつじゃん。



そう思ってこう言ってみた。



「ねえ、お兄さんって下っ端?」



そう言うとその人は笑って



『あぁ、そうだよ。下っ端だよ』



歯茎を見せて笑うから

かなり個性的な笑い方するなって思った。



『それより、こんな夜遅くまで何してんの』



下っ端のくせにそういうところは

マニュアルってやつに従って聞くんだね。



まあ補導は慣れてるし

適当に済ませておけば何とかなるでしょ。



「まあ、遊んでたのー」

『誰と?』

「友達に決まってんじゃん」

『ふーん、まぁとりあえず親に連絡な』



と言って警察官は携帯を取り出す。



「私の家、親不在だよ?」



そう言うと驚いた顔をするから面白い。



私の家はお父さんとお母さんが離婚して

お父さんの方に引き取られたんだけど

お父さんは仕事でしょっちゅう海外に行くから

家ではいつも私一人。

でもお金は毎月10万送ってくれるし

貯金も割と貯まってるから不自由無しってところ。

で、私は夜遊びに走ったわけ。



その事を警察官に話すと

何も言わずに私の手を掴んだ。



「何すんの?」

『俺ん家こい』

「は?」

『黙ってついてこい』



警察官がそんなことしていいのかと思ったけど

面白そうだからついて行ってみる。

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ひかり
ひかり
Maybe I'm in your maze. 過去作はこちらかプロフィールから。 ✏︎「王様」→完結 ✏︎「사랑」→不定期更新、短編 ✏︎「恋心の行き先」→連載中 ✏︎「ジョングク先生」→完結 ✏︎「Reader Canvas」→リクエスト小説
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