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第4話

はっぴーばーすでい~TH~1
私たちは、出逢ってもうすぐ9ヶ月。

付き合って、5ヶ月になる。


高校の入学式、

私は極度の人見知りで、

誰にも話しかけられず、

一人ぽつんと席に座っていた。


『何でそんな顔してんの?』


誰かに話しかけられた。

顔をあげると、そこには、

顔が、人間か?これは?と思うほど、

整いすぎているイケメン君がいた。


『入学早々、そんな浮かない顔してんの君だけだよ?』

「人見知り、なんです…」


人見知りの私は、

知らない人に言葉を発するのも怖くて、

頑張って発したその言葉は、

自分でも分かる、消え入りそうな声だった。

でも、イケメン君は、

そんな私の言葉を、ちゃんと聞き取ってくれた。


『俺と友達になろ!』


えっ?

展開早すぎません?


『ちょっと待ってね…えっと…あっあった!』

『連絡先交換しよ!』


そうやって、イケメン君は、

自分のQRコードを出してきた。

いきなりの展開についてけなかった私が、

その場で固まっていると、


『あーもう、焦れったいな、携帯貸して』


そう言うと、私の携帯をとって、

自分のQRコードを読み込ませた。


『はい、出来た!これで完璧!』


何が完璧なのか…?


『このクラスの子達、みんないい子だから大丈夫だよ!話しかけてきな!』

「えっ無理です…」

『大丈夫だって!俺もついてくから!』


そう言うが先に、私の背中を押して、

どんどんとクラスの子の輪へと私を連れていく。


『ねぇ、みんな!この子も入れてあげてー!』


みんなの目線が一気にこっちに向く。

何言われるんだろう、怖い。


〔えっめっちゃ可愛いじゃんその子!〕

«何ていう子?»


思いもしなかった反応で、驚いた。


『えーっとね、あっ名前聞いてなかった笑』

『名前は?』

「あなたです」

『あなたちゃんだってー!』

«もう聞いたよ笑»


そう言うと、みんなは私に自己紹介してくれて、

仲良くなれた。

全部イケメン君のおかげだな。


そう思って、イケメン君の方を見ると、

目がばっちりあって恥ずかしい。


『あっ俺の名前はキムテヒョン。テテって呼んで!』

「テテ、ありがとう」


その日はその会話で終わった。




その次の日も、ずっとずっと、

テテは私のそばにいてくれた。

いつしか、そんなテテに恋愛感情を抱くようになり、

テテも私に恋愛感情を抱いていて、

テテからの告白で、私たちは付き合う事になった。



そんな付き合ってちょうど5ヶ月の今日、

テテの誕生日。

私たちはデートの約束をしていて、

私は待ち合わせ場所に早く着いてしまったので、

テテを待っていた。



『あなたー!』


テテが走ってくる。

テテはちゃんと横断歩道を渡っていた。

私もテテに手を振ろうとした。




















































キィィィ、ドンッ



車のブレーキ音と、何かがぶつかる音。



その何かが、見ればすぐに分かった。



テテは車に轢かれた。

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ひかり
ひかり
Maybe I'm in your maze. 過去作はこちらかプロフィールから。 ✏︎「王様」→完結 ✏︎「사랑」→不定期更新、短編 ✏︎「恋心の行き先」→連載中 ✏︎「ジョングク先生」→完結 ✏︎「Reader Canvas」→リクエスト小説
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