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第1話

入学
448
2017/12/24 14:48
わ……  桜がすごく綺麗だ


やっぱり中学校は小学校と違って大きいなぁ……




そう、今日は中学校の入学式
あなた

あ、 真穂! おはよー!!

真穂
おはよー 朝から元気だねーあなたは
彼女は高塚 真穂(タカツカ シホ)

小学生の時からの友達だ。
真穂
校門のとこ見た時
人多すぎてヒビった
あなた

だよねー

校門のところにいたのは

せいぜい20人かそこらの人数

何で私たちがそこまで驚いているのかというと──




私たちの出身校は


ド田舎の小学校で、四方八方田んぼに囲まれている


あっちを見ても田んぼ

こっちを見ても田んぼ



もちろん生徒の人数なんて

六学年全部合わせても100人にも満たない

小さな小さな小学校だ


中学校からは近くの大きい小学校と合併して

2つの小学校の出身の生徒が

同じ中学校に通うことになる




小学校の頃の私たちの学年の人数は1クラス18人



いや、一学年1クラスしかないんだけど……

それでも人数は多い方だ


だから、クラス替えなんて初めてで

みんなと離れることになるのは正直寂しい
あなた

でも真穂が同じクラスでよかったっ!

真穂
いきなりどしたの
真穂が苦笑いをしながら

抱きついていった私を引っペがそうとする
あなた

真穂冷たいぃぃぃ

真穂
もー そういうの
もっと周りにも見せればいいのに
あなた

それは……!……だって

真穂がそう言うのも無理はない

私は極度の人見知り。


知らない人に話しかけられると

どう話していいのか

何が何やらさっぱり分からなくなってしまって

固まってしまうのだ
真穂
あはは  分かってるよ
でも中学ではもうちょーっとそれ
なおさないと、後々困るよ?
あなた

分かってるってば……!

真穂
ならよろしい
ほら、入学式のリハーサル
遅れちゃうよ。いこ!
そう言って真穂は

私の手を引っ張って

校舎の中に入っていった

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