((さすが野球バカ。言うと思った。笑
気にしないでおくか。
凛から謎の質問。
((え、なんて答えよ。ごまかすか。
((好きな人いないとかごまかしたけどどうせバレるよね…
バレて欲しくないしな…あーもう!
そのとき後ろから声をかけられた。
((う、まずい見られてたか。勉強のこととか言って嘘つこ。
((いや、ちょっと聞いてみよーかな。優太のこと。
そう思ったときはなの方から話しかけてきた。
((やっぱなー…負けそう。
((う、好きなところ私と似てるじゃん。やばい負けちゃう…
だよねーとか言って一方的に話すはな。
凛side_
んーすごい気になる。
じゃなきゃあんなこと聞かないよね。
やっぱ優太のことが好きなんじゃ…いや考えない!
でも俺はなんでこんなこと考えてるんだろう。
はなside_
みなみの返事、いつもとなんか違う。
やっぱ中野クンのこと好きなのかな…
でも絶対諦めないから。例えライバルだとしてもね。
みなみside_
あーやっぱはなは優太のこと好きなんだ…
でもここで諦めたら…ダメダメ!頑張らないと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。