いろんな出店がズラリと並んでて、毎年のことだけどワクワクしてた。
翔)あなた!行こー!
あなた)どこから回ろうか?
翔)んー...あ!あなたの好きなクレープ屋さんあるよ!
あなた)うわぁ!ほんとだ!
翔)...買ってあげる。何がいい?
あなた)えっ!?ほんとに!?
翔)早く言わないと買わなーい
あなた)んー、苺!
翔)ほんと、昔から苺好きだよね笑
あなた)いーじゃんべつにー!
翔)はい。
翔が買ってくれたクレープはほんのり甘酸っぱい味がした。
翔)ここ、クリーム付いてる。
私のほっぺからクリームをとって翔が舐めた。
いや、これってカップルがすることじゃ...笑
ま、いっか。
あなた)食べる?
翔)おー、いいの?俺の一口大きいよ?笑
あなた)え、やっぱだめ。
翔)うそうそ。笑いただきまーす!
あなた)美味しくないっ!?
翔)超うめぇじゃん。笑笑
あなた)だよねぇ〜!
翔)次、どこ行こっか?
あなた)えー、翔は?どこ行きたい?
翔)...こっち。来て。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!