第26話

合宿7日目
834
2017/12/31 14:02
俺たち、バスケ部は練習どころじゃなかった。
特に、日向先輩と尋人先輩は……。
呆然と座っているだけで。
ただただ、涙を目に溜めて、外を見ていた。
そして、また俺も……。
シルクロード
シルクロード
あなた先輩………。
ンダホ
ンダホ
おい、大丈夫かよ。
マサイ
マサイ
ちょっと、外行こうぜ。
モトキ
モトキ
そうだよ。
シルクロード
シルクロード
いや…。いい。
無力、状態になった。
新太先輩は、病院でずっと付き添っている。
今は、安定しているらしい。
ブーブー(携帯がなった。
マサイ
マサイ
はい。
あ、新太先輩!?
新太
新太
あぁ。
病院の先生からで、相当なストレスがかかっていたらしい。それで、寝不足気味。
だって。
マサイ
マサイ
大丈夫なんですか!?
新太
新太
明日には、戻るよ。
マサイ
マサイ
分かりました!
皆んなに伝えます!
新太
新太
じゃぁ、また。
マサイ
マサイ
はーい。
ガチャン(電話をきる。
ンダホ
ンダホ
なんだって?
マサイ
マサイ
明日退院だって。
モトキ
モトキ
良かったね!
じゃぁ、皆んなに伝えてくるよ!
ンダホ
ンダホ
あぁ。頼んだ!
モトキ
モトキ
りょーかい!
マサイ
マサイ
シルク大丈夫か?
明日あなた先輩帰ってくるって。
シルクロード
シルクロード
うん。
帰って来るのは嬉しい…。
でも、気づいてあげれなかった。

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