第41話

モヤモヤ

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2018/01/05 11:46

あなたsaid
なんで、だろう…。
亜希ちゃんとシルクくんが一緒にいるのを見ると…変な気持ちになるんだよね…。

亜希

シルク〜！
はい！タオル！

シルクロード

ありがとう〜。

亜希

いいえ〜！
あ、今日も一緒いい？

シルクロード

おう！
隣だしさ〜ww

亜希

だね〜w

あなた

（家、隣なんだ…。）
『ﾓﾔｯ』
（あっ、またこの感じ…。）

亜希

あなたせんぱーい！
次、ゲームって言ってますよ〜！

あなた

え、あっうん！
ありがとう亜希ちゃん！

亜希

私、何すればいいですか？
スコアとかなら、シルクの見てたんで出来ますよ。

あなた

そうなの！？
じゃぁ、スコアお願いしようかな！
（シルクくんと、仲良いんだ…。）『ﾓﾔｯ』

亜希

ラージャーw
スコア用紙持ってきますね！

あなた

お願いします〜w
（亜希ちゃんが、シルクくんのこと喋ってると、モヤモヤする…。）

シルクロード

あなた先輩？
ボーとしてどうしたんですか？

あなた

キャッ！？
シ、シルクくんっ///

シルクロード

驚かせちゃいました？
すいません💦

あなた

ううんっ！
大丈夫だよっ///
（ドキドキするっ///）

シルクロード

アレ？
あなた先輩、顔赤くないですか？

あなた

え、えぇ///
そんなことないよっ！

シルクロード

そうですか？
体調悪かったら、無理しないで下さいね〜！

あなた

あ、ありがとうっ！
（顔、自分でも赤いのが分かる…///）

〜ゲームスタート〜

亜希

みんな、上手ですね〜！

あなた

毎年、Winter Cupの常連校だからね〜！

亜希

そうなんですね！？

あなた

今年も、出れると思うよっ！

亜希

………。

あなた

どうしたの？亜希ちゃん？

亜希

新太先輩は、ガード。ドリブル突破が得意。でも、シュート率はイマイチ。

あなた

え！？
（当たってる…！？）

亜希

尋人先輩は、フォワード。ロングシュートが、得意。ドリブルは、まぁまぁ。

亜希

マサイは、センター。入り方は、いいけど…。ボール取れないな…。

亜希

モトキは、シューティング・フォワード。
シュートフォームがなぁ…。

あなた

（当たってるよっ…！？）

亜希

シルクは、シューティング・ガード。
昔からの癖治ってない！
なんで、右で行くかな…。今のは、左でしょ？

あなた

すごいねっ！
見ただけでわかるの？
（シルクくんのは、私でも分からなかった。）

亜希

まぁ、ある程度は、分かります！
昔、やってたんで…。

あなた

そっか〜。

〜ゲーム終了〜

亜希

シルク！
全部右だったよ！
左がら空き！

シルクロード

マジか〜ww
流石だわ〜。良く見てんなw

亜希

当たり前！

あなた

仲良いね！『ﾓﾔｯ』
（はぁ…。やだなっ2人見るの。）

亜希

そんな！仲良くないですよ〜w

シルクロード

…だよなぁ〜w『ｼｭﾝ』

あなた

そうなんだ？
（今、シルクくん『ｼｭﾝ』ってしてた…。）

あなたsaid
なんでだろう…。
モヤモヤが、晴れないよ！
亜希ちゃんが、シルクくんと仲いいのやだよっ…。

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。