第6話

話し合い①
60
2018/01/05 05:46
しばらく無言が続いた。

香奈美「あのさ、飲み物買ってもいい?」
あなた「うん。いいよ。うちも買いたい。」

ガシャ、カラン…

飲み物を飲んでいたら香奈美が話しかけてきた。

香奈美「何かあったの?」
あなた「何が?」
香奈美「いや、うちのお母さんが朝、あなたのお母さんからLINEきて、学校行きたくないって。」
あなた「あー…」
香奈美「…」
あなた「だってさ、最近なんか避けられてるし、うちに何も言わないで先に帰ってたじゃん。それ見て、うちのこと嫌になったのかな?って思ってたから…唯一の楽しみが5人でいることなのに、なんで…」

私はなぜか泣いていた。
涙を止めようと思っても、止められなかった。

香奈美「うちや美月や蘭は別に嫌になってないよ。でも、咲羅ちゃんはちょっと怒ってた。クラスで無視されるって。」
あなた「え、うち、無視してないよ?」

(なんでうちが無視してることになってるの?避けてたのそっちじゃないの?)

私はそう思った。

香奈美「なんか、声掛けても、何?って機嫌悪い感じで返事されて、それが嫌だったらしいよ。」

それを聞いて、初めてその事に気づいた。

香奈美「2人とも色々誤解してるかもしれないから、ちゃんと話してみな。うちらは嫌になってもないし、そんなつもりはなかったから。だけど、あなたがそう思ってたことには気づかなかった。ごめんね。」
あなた「ううん。こっちこそごめん、」

そこで私たちは別れた。


そして私は次の日、今までダメだ。って言われ続けたのに、急にお母さんにスマホを買ってもらえることになった。 お母さんのスマホの中にある香奈美の連絡先を教えてもらい、すぐに香奈美と話し始めた。
作者
さくらんぼです!
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これからは週2程度で更新していきたいと思っております。
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