第5話

火事
254
2018/01/04 04:25
翌日。レレナに言われて朝早く、夏樹くんを呼び出した。

「なに?話って」

「私の親友の、レレナがあなたのことがスキって」

そう言って去ろうとした‥‥。

「おい」

手を引かれた。

「痛‥離して!」

「返事はどうすればいい?」

「知らないよ。離して」

「先生と抱き合ってる所見た。付き合ってるのか?」

「関係ないでしょ。離して‥」

力が強くなってきた。

「痛‥‥。」

「本当のこと言えよ」

「痛い‥‥」

「言えって!」

ドンッ!

壁に押し付けられた。

「言えって‥‥」

「あなたには、関係ない!」

「言えって!」

「何してる」

先生の声だ。

「先生‥‥」

「お取り込み中すまない。佐藤に話が」

手を引かれた。

ドキン‥‥。

「先生‥?」

「残念なお知らせがある。家が全焼した。」

「え‥‥?」
〜三時間後×学校〜

家が全勝した。

「ウソ‥‥」

家族はみんな死んだ。

ショックで声が出ない。

「どうしますか?」

「‥‥」

「住むところ‥‥ですかね」

校長室で、みんなは授業中だけど担任の先生と教徒先生で住むところを相談。


「では、こうしてはどうでしょう。担任の先生の成瀬先生と同居というのは。」

「それは‥」

「住むところが出来るまでです。ね!」

「はい‥‥わかりました。」

ウソ‥‥先生と同居!?

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