私が幼稚園年長の頃。両親が離婚した。
意味もわからず。ただ母と姉に着いてくことしかできなかった。
大きい一軒家ではなくボロアパート。
6畳の部屋とちっちゃい台所と狭いお風呂場。
なにもかも変わった。
想像してた生活じゃなかった。自分の部屋も無ければ机すらない。
ーーーー3年後ーーーー
勉強もできなければ運動もできない。
そんな私に母は呆れて姉と差をつけるようになった。
ストレスが溜まる日々。何故か急に出る涙。
震える右手。痛くなる胃。
うつ病だった。
ボロクソ言われる日々。
そんな時私は出会った。
Hey! Say! JUMPに。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!