プリ小説

第4話

花菱
宇田裕子
釜川、こんなところで何してんの…?
花菱
今日は休日だから、子供と奥さんと出掛けているんじゃね?ほら、そこ
そう言って釜川の横を指差す。
宇田裕子
あー。本当だ!てか、子供かわいいね〜
釜川の横には、すごい可愛いの奥さんと、すごい可愛い男の子がいた。
花菱
えーと。確か奥さんは今35歳、息子は5歳
宇田裕子
35歳⁉︎20代に見えるよあれ…
花菱
あんなに綺麗なら、年取るのも悪くないな
花菱
ちなみに、釜川は30歳。てことは今は45歳だな
宇田裕子
奥さんの方が年取ってるんだ…意外だなぁ
でも…
宇田裕子
あの2人、死んじゃうんだよね
花菱
…そうだな
宇田裕子
…よしっ!気を取り直して、追おうか!
花菱
あぁ
私と花菱は、コソコソと後ろについていった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
釜川について行った先は、家電量販店だった。
宇田裕子
ここで何を買うんだろう…。私は隣の店の肉を食べたい…
花菱
俺も何買うかは分からない…って、裕子⁉︎肉なんてあったか⁉︎
宇田裕子
あー。私鼻がきくから、遠くの匂いでもわかっちゃうんだよ
花菱
木登りの時のあれといい、その鼻といい…。マジで人間か?
宇田裕子
地球生まれなんで多分人間です
花菱
そこは断言しろよ…
2人で話していると、テレビのコーナーに入った。
宇田裕子
おー!このテレビでかっ!
花菱
そうだな〜
テレビでは、ニュースが流れている。


私はそれを何気なく見つめた。
ニュースのアナウンサー
速報です。
〇〇県〇〇市の住宅街で火災が発生しました。
火は1時間で消し止められましたが、中から子供1人の遺体が見つかり、花菱良平くん(5)と見られています。
遺体から、ロープで縛られていた痕跡があり、警察は両親に事情を伺っています。
そこに映っていた男の子は、3時間前くらいに風船を取ってあげた男の子だった。
宇田裕子
花菱っ。あの子…
私は花菱の服を引っ張る。
花菱
…そうだな
花菱は、私と目を合わせないように目を伏せた。


















…ん?確かあの子、花菱って…。




今、私は大学2年生だ。


15年前ということは、私は5歳。


花菱は見る限り、私と年代がさほど変わらなそうだ。







宇田裕子
…花菱?
私が肩を叩くと、花菱がこちらを向いた。











泣き笑いのような、表情で。
花菱
あーあ。見つかっちゃった

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桜海鏡麻
入賞者バッジ
桜海鏡麻
文芸部員は語彙力を投げ捨てました コメディしか書けない症候群 真っ向からのオタク、はやみねかおる、A3!、ヒプマイ、オンエア、ボカロetc... いろんなもの好きです、俳優さんとかも。 ボカロは最近はかいりきベアさんを狂ったように聞いてます 超仲良い同じ小説仲間→さくらもち いつも真子たちの話を応援してくれて嬉しい!趣味もめっちゃ合うことが判明したよね!ガチで運命💕これからもよろしくね!私はもう語彙力に関しては公言してしまってるわ笑笑 あとさ、今回のコナンの映画!もう私怪盗キッドの虜だからもっとどハマりするかも😅 京極さんカッコイイよね!守られる園子羨ましい(*´∀`*) さくらの書き方すっごい素敵だし、みんなもぜひ「君と私のバトンパス」読もう!ほかの作品もいいぞー! Twitter→fanimu_suito プリ小説から来たと言ってもらえればフォロバ返します
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