プリ小説

第7話

私だって誰かの役に立ちたいから
1億円、その言葉に全員がどよめく。
花菱
1時間で用意できる金じゃねぇぞ…
宇田裕子
どうすんのよ花菱⁉︎なんか案があるんでしょ?
私が聞くと、花菱はしばらく考えたあとこう言った。
花菱
臨機応変!



あぁ、脱力だ…。



私はここで命を散らすことになるかもね…。



マイナスなことを考えていると、花菱が叫んだ。
花菱
奥さんが…
主犯者の方を見ると、奥さんの髪を持つ、というか、掴まれていた。
宇田裕子
あれ、どういう状況⁉︎
花菱
わかんない。子供は怯えきってる
どうすればいいんだ。どうすれば…。
花菱
…裕子
花菱が私に声をかける。
花菱
お前…最善策、わかっているんだろ?俺を出したほうがいいって。俺が、透明化をやめて、前に出た方がいいって
宇田裕子
…うん。でも、そうしたら、死神は存続できるけど、花菱は消える
花菱
…大丈夫。俺、行くよ
花菱は透明化を解こうとする。
宇田裕子
ちょっと待って!
私は花菱に声をかける。
花菱
なんだ?
宇田裕子
もっといいこと思いついたの
花菱
…何を思いついた?
花菱が驚いたように私を見る。
宇田裕子
こうすればいいんだよ




















私は、主犯者のところに飛んで蹴りを入れた。
おいっ!テメェ何すんだよ!
私の方に銃口が向けられる。
花菱
裕子っ!
私は花菱の方を向いた。
宇田裕子
一度は捨てようとした命だから、死ねるのは本望だよ。ありがとね
主犯者の方へ向き直る。
宇田裕子
撃てるものなら撃ってみろよ
っくそ!
主犯者は震えた手で引き金を引いた。














腹に鈍い痛みが走る。
宇田裕子
っ!





薄れ行く意識の中で、花菱が主犯者をぐるぐる巻きにしているのが見えた。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

桜海鏡麻
入賞者バッジ
桜海鏡麻
文芸部員は語彙力を投げ捨てました コメディしか書けない症候群 真っ向からのオタク、はやみねかおる、A3!、ヒプマイ、オンエア、ボカロetc... いろんなもの好きです、俳優さんとかも。 ボカロは最近はかいりきベアさんを狂ったように聞いてます 超仲良い同じ小説仲間→さくらもち いつも真子たちの話を応援してくれて嬉しい!趣味もめっちゃ合うことが判明したよね!これからもよろしくね!私はもう語彙力に関しては公言してしまってるわ笑笑 さくらの書き方すっごい素敵だし、みんなもぜひ「君と私のバトンパス」読もう!ほかの作品もいいぞー! Twitter→fanimu_suito プリ小説から来たと言ってもらえればフォロバ返します
ノンジャンルの作品もっと見る
公式作品もっと見る