第20話

バレンタイン編(2)
307
2018/03/30 05:40
先生
よし!
全員席に座ってー!
先生
あれ?

桜野は何処に行ったんだ?
藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
あなたは、しんどいので保健室に行きましたよ!
先生
そうなのか。
_______朔夜の心_____
え。
しんどいなんて、俺には一言も言ってなかったのに...
キーンコーンカーンコーン
それから、一限目が終わった
あなた

はぁ〜。
よし!

教室戻ろうかな!

そう言って私は教室に向かった。
上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
あ!
あなた〜
あなた

智美〜!

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
どうしたの?
あなた

え?
なにが?

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
いや、何だか元気が無いように見えるから
あなた

え?
そうかな?
ほら...わたし...
元気だよ...

そう言っている間に、泣いてしまった。
上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
え!
どうしたの!
あなた

実は、朔夜が女の子に呼ばれて。

私それが気になって、ついて行ったら
それが告白でそれで朔夜の返事が『好きな人がいるから無理なんだ』って。

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
そっか。

でも、それは大丈夫だと思うよ!
あなた

どうしてそう言えるの?

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
あなた知ってた?

あなた結構モテるんだよ!
あなた

え!
ウソ!

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
ウソじゃないよ!

でも、あなたが知らないと言う事は
源が手を回して、あなたに告白する人を避けてくれてるんじゃないかな!
あなた

そうなんだ。

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
好きじゃなかったら、そんな事しないよ(*^^*)
あなた

そ、そっか!

そうだよね!

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
うん!
あなた

智美、ありがとう!

私、朔夜と話してみるよ!

上野 智美(うえの  ともみ)
上野 智美(うえの ともみ)
うん!
頑張ってね!
そういって、私は再び教室に向かった。
女子
あなたちゃん。
大丈夫?
あなた

うん!
大丈夫だよ(*^^*)

そう言って私は、自分の席に座った。

朔夜の席を見ると、朔夜はいなかった...
______あなたの心_______

何処に行ったんだろう...
ヤッパリ、好きな人に告白しに行ったのかな...
そう思いながら私は、机に顔をふせた。
あなた

はぁ...

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
なにため息なんかついているんだよ(笑)
そう言って、顔を上げると翔が立っていた。
あなた

翔。

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
なにか、悩み事か?
あなた

違うよ(*^^*)

大丈夫だよ。

そう言って私は、翔から目をそらしてしまった...
藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
悩みがあるんだな…
あなた

どうして分かったの?

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
俺は、お前の幼馴染だぞ!
それぐらい分かるよ(笑)
あなた

そうだったね(笑)

あなた

実は、さっき朔夜が女の子に呼ばれたんだよ。

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
うん。
あなた

それで、私どうしても気になって
朔夜の後をついて行ったんだよ。


そしたら、女の子が『朔夜が好きです!
付き合ってください!』って言って

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
朔夜はなんて言ったんだ?
あなた

朔夜は、『好きな人がいるから無理なんだ!』って断ったんだ

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
そうなのか。
あなた

うん...

藤野  翔(ふじの   しょう)
藤野 翔(ふじの しょう)
それで、あなたの元気がなかったんだな。

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