そう言っていても、彼女は私に近づくのを辞めない。
______あなたの心__________
誰か助けて(泣)
そう、心で願った時
そう言って私に近づいてきて、カッターを振りかざした。
_______あなたの心_________
ヤバい!
刺される!
私は、とっさに目をつむった。
でも、私にはカッターナイフは当たらなかった。
どうなっているのだろう?と思って目を開けてみたら、朔夜の腕にカッターナイフが刺さっていた。
そう言って、朔夜は私に笑いかけた。
まったく、私はこの人には勝てない
そう言って、須藤さんはどこかへ行った。
私は、そくざまに朔夜の所へ行った。
保健室に到着。
保健の先生は、いなかったのでラッキーだと思いつつ私が手当をする事に
_______朔夜の心________
その言い方は、可愛すぎだろ
と言って、包帯を結んだ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。