ドアの前で朔夜が翔と楽しく話しているあなたをみた。
そう呟きながらも、あなたの所に向かった。
返事をしながらも、目をそらしてしまった。
_______朔夜の心_______
なんで、あなたは今目をそらしたんだろう?
______あなたの心_______
なんで、隠すんだろう?
そんなに、私は朔夜にとってもぅいらない存在なのかな...?
まぁ、なんだかんだで放課後に飛びます(笑)
_______朔夜の心________
なんで、一瞬動揺したんだろう...
ヤッパリ、今日のあなたは変だ。
そう言って、翔にチョコレートを渡した。
そう言って、朔夜にもチョコレートをあげた。
そう言って翔がいなくなり、朔夜と二人になった。
そう言って二人は歩き始めた。
そう言いつつ目をそらしてしまった。
そう言って朔夜は私の手を握ったけど私は、
そう言って私は、朔夜の手を振り払った。
______翔の心________
あ。
今、目をそらした。
あなたは、昔から隠し事や悩み事があると目をそらす癖があるからすぐに分かるわだよなぁ〜(笑)
___翔の心______
中々教えてくれはいなぁ...
よし!
じゃぁ、あそこに連れていったら話せるんじゃないかな?
そう言って、翔は私の手を握って歩き始めた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!