私は汐留高校に通う2年の小幡瑠茄です!
実は今日…初めて遅刻しちゃいました!
やばい…
ガラララララ
そ〜っとそ〜っと…
げっ…
みんなの笑い声が聞こえる中
私はテンションがダダ下がり…
今日は大好きな先輩が久しぶりに部活に来るというのに…
そう!私は実は吹奏楽に所属していて…
2年なのに部長を任せれてるんです!
なぜかと言うと…
そうなぜ部長になったかと言うと
私はどの楽器も難なくこなす奴だったから
だそうです。
高音楽器でピッコロ、低音楽器でチューバ
ティンパニ、ドラム、ヴィヴラフォン…
吹けたり叩けたりしたら…ていやいや!
そんな理由で部長なんて…
そう私は7歳の頃から吹奏楽で
扱われる楽器に触れた…
それで今はどの楽器にもヘルプで入れられて
コンクールでは色んなパートに動きすぎててんやわんや…
はあ…今日はなんてついてない…
キーンコーンカーンコーン
そうこうしているうちにもう放課後…
そ〜っとそ〜っと
ぎくっ
結局見つかった。。
副部長にはLINEで遅れるっていってるから
いいけどさ…
部長が補習て…
今頃笑われてるんだろうな…
そう思いながら私は先生の後をおった
この何時間後にこんなことになるのも知らないで…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。