第4話

片岡ダイキ目線
28
2017/12/28 05:37
俺は片岡ダイキ。

汐留高校の吹奏楽に所属している。
相棒の名前はチョコ。
俺がチョコ好きだからチョコって名前。

あ、トロンボーンだから、楽器
小幡 瑠茄
おはようございます!先生!
……
片岡ダイキ
あ、瑠茄だ。
隣から聞こえた声は瑠茄の声だった。

俺は瑠茄の1個上なんだけどなぜか
教室は隣同士。

だから、嫌でも瑠茄の声は聞こえる
ダイキの友達
おーいダイキ!
お前の好きな瑠茄っち学校来たね
片岡ダイキ
うるせぇ
こいつは隣の席のやつ。

俺が瑠茄が好きなの知っていじめてくる
ブーっブーっ
急にLINEのバイブがなり見てみると
瑠茄からのLINEだった
小幡 瑠茄
「補習で部活遅れます!」
あいつ部活遅れるのか…
ダイキの友達
おっ早速お前の好きな部長からの
LINEか!
片岡ダイキ
てめぇ、ホンマにうるせぇ
先生
お前ら!うるさいぞ!
ちぇっ。あいつのせいで
俺まで怒られるとか…
てか部長がいないとやる気でねぇ…

瑠茄が部長になって俺が副部長に
なるなんて思いもしなかった…

俺は瑠茄が楽器を吹いてる姿
叩いてる姿が好きだった…

好意もあった…
だから…
片岡ダイキ
「お前補習なんだってな!
校門で待ってるから早く来いよ!」
既読は…なしか。

あいつLINEの通知OFFにしてるからな…
キーンコーンカーンコーン
そうこうしているうちにもう放課後…

あいつは補習だし部活にでも
顔出しして待っとくか…
片岡ダイキ
今日もお疲れ様でした。
明日もよろしくお願いします。
部活のミーティングが終わりみんなは
スグに帰る…

俺は校門で瑠茄でも…
そしてかれこれ30分。

瑠茄が走ってやってきた。
小幡 瑠茄
ダイキ先輩!
片岡ダイキ
おっ瑠茄!やっと来たか…
おっせーよ!
瑠茄…そんな急いで…

今日こそは告白する。

そう思いながら瑠茄の頭をポンポン

すると瑠茄の顔が真っ赤になった
片岡ダイキ
はは!瑠茄の顔真っ赤ー
タコさんみたい笑笑
小幡 瑠茄
そ、そんな事!言わないで…くだ…さい
え、もしかして瑠茄…照れてる?
片岡ダイキ
さっ帰るぞ!
俺は何事も感じてないって感じで
歩き出した…

そしたら…さ…
小幡 瑠茄
…好き
今、あいつなんて言った?

好きって言った?
片岡ダイキ
俺も…
言ってしまった…

ってか先に言われてしまった

けど気を取り直して…
片岡ダイキ
瑠茄…お前のこと好き
返事…聞かせて?
言った!言ったぞダイキ!

あとは瑠茄からの返事を待つだけ

まあさっき聞いたからなんとなく予想はつくけど
小幡 瑠茄
わ、私だって…す
びゅうううううううう
急に強い風は俺らの間を通り抜けた

その時目を開けたら瑠茄が
風に囲まれて…
片岡ダイキ
瑠茄!
でもこの声は瑠茄に届かず
風は瑠茄ごとどこかに去っていった
片岡ダイキ
瑠茄!おい瑠茄!
なんで…なんでこうなるんだよ…

片岡ダイキ目線end

プリ小説オーディオドラマ