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第7話

君と私の未来
55
2017/12/28 15:19
(まだ私…龍君に伝えてない。)
そう思い走りながら龍君の家に行き

息を整えたあとに

インターホンを押した。
茅田 龍
はーい…。
あなた

や、やほ!

そう言って私が手をひらひらとふると

龍君は驚いた顔をして口を手で隠した。

そして私は胸に手を置いて

真っ赤になった顔を龍君に向けた。
あなた

ずっと前から好きでした。

そう言うと龍君は私と同じくらい顔を赤くした。
茅田 龍
本当は明日…あなたの誕生日に俺から言うつもりだったんだけど…。
(じゃあ龍君がこんな時間に外に出た理由って…。)
龍君は部が悪そうに頭をかき

赤くなった顔を手で隠した。
茅田 龍
お、俺もずっと前から好き…だった。
あなた

明日…龍君の家に集合して
遊園地行かない?
行きたいんでしょ?

茅田 龍
なんで知ってるんだよ…。
ま、まぁいいけど。
(未来の龍君…聞こえますか?

私達に未来をくれてありがとう。)

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