プリ小説

第15話

目覚める
ここはどこだろう……
僕、いつから眠ってたんだろう 。
それに少し、明るい気がする 。
それに、話し声も聞こえる 。
あぁ、これは夢なんだな 。
明晰夢で夢を見るって少し可笑しいが、
早く起きねぇーと、長時間だったらアイツらに心配させちまうな 。
伊織
伊織
お兄ちゃん!!
咲斗!!お兄ちゃんが起きたよ!!
咲斗
咲斗
やっと起きたんだね 。
何年寝てたと思うの ?
……あれ、アイツらじゃ……ない 。
伊織
伊織
どうしたの?
もしかして……私たちの事忘れちゃった?
咲斗
咲斗
勝手に眠ってて、勝手に忘れるってかっこ悪いよ、兄ちゃん 。
僕のことを相当心配してくれていたそうだ 。
あなた

ごめん、迷惑かけたよね…
大丈夫、忘れるはずなんてないじゃん 。

伊織
伊織
迷惑だなんてそんな……
咲斗
咲斗
よかった 。
忘れてなかった 。
コイツらは記憶上では確か……
僕の妹の伊織と、弟の咲斗だったような気がする 。
記憶が曖昧でよく分からなくなっている 。
僕はすぐに退院できた 。
どこにも負傷はないと言われ、もう帰っていいという許可が降りたのだ 。
伊織
伊織
久しぶりじゃない?
外に出るのって 。
あなた

確かに、久しぶりだ 。
こんなに外の世界は眩しかったんだ 。

咲斗
咲斗
外の世界?
何変な事言ってるの?
咲斗は僕の顔を見て笑う 。
あ、そうかと僕も理解する 。
あなた

ごめんごめん、長く寝すぎて頭がおかしくなったみたいだ 。

咲斗
咲斗
それは、元からだよ 。
兄ちゃん 。
あなた

うわっ……
酷いよ、咲斗!

僕は笑いながら咲斗の頭を撫でる 。
すると、頭の中で過去の記憶が過ぎった 。
あなた

うっ……うぅ

僕はその場に立膝をついた 。
伊織
伊織
だ、大丈夫!?
お兄ちゃん!
咲斗
咲斗
……大丈夫?
僕はぼんやりと写った2人の顔を見る 。
やっぱり、伊織は泣き虫だな……
そう思ってた時、隣ではニヤリと笑う咲斗の姿があった 。

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♯ るみあの 紙小説 。
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