プリ小説

第6話

エレナの謎
僕らは、エレナの姿を見るべく、森の中へ入っていった。エレナは、少し溜息をついているようだ。
エレナ
エレナ
私の姿が見たいって言ったかしらね?
…今から見せるわ。驚かないでね。
あなた

あぁ。大丈夫だ。

すると、エレナは光に包まれる。
あなた

うっ…
眩しい…っ

レイ
レイ
これは、驚きましたね。
まさか、貴方が古代種だったとは。
あなた

古代種…??
なんのことを言っているんだ…レイ。

レイ
レイ
古代種とは、僕らとは違う珍しい種類のことを言います。僕は、現代種です。ほとんどの人は、現代種なのですが…。エレナ様は、古代種。数億人の1人しかなれないと言われてます。僕も実際には、初めてみました。
エレジェンドナイドラゴン
エレジェンドナイドラゴン
…ぐるるるる。
これが、私の本当の姿。
あまり、見せたくないのだけど…あなたが見たいというから見せてあげたわ。
私の本当の名前は、エレジェンドナイドラゴン。全知全能の龍と呼ばれ恐れられていたわ。もちろん、神様にもね。
…すごい。
僕は、棒立ちになっていた。ドラゴンに会って見たいという、叶わない夢を少しだけ抱いていたのだ。そして、今ここで。夢が叶った。
そして、エレナ…いや。エレジェンドナイドラゴンは、光に包まれ、元の姿に戻った。
エレナ
エレナ
まぁ、私の姿はこんな感じよ。
…怖かったかしら?
あなた

怖いはずないじゃん!
かっこいいよ、ありがとう!エレナ!

エレナは、顔が真っ赤になっていた。
初めて、かっこいいって言われたのだ。
昔から、こわい、殺されるなど言われていたため、嬉しかったのだ。
エレナ
エレナ
う…るさい…わね…!
は…なれなさいよ…、はやく!
あなた

どうしたの?エレナ。
…あっ…ごめん…。ちょっと気分が上がっちゃって…って…泣いてるの!?
そんな嫌だった!?ごめん!!

エレナは、【え?】という顔をして、目に手をやった。
エレナ
エレナ
なんで…泣いてるの…私。
悲しくないのに……なんで…!
エレナは、涙を拭き始める。
でも、収まらないばかりだ。
僕は、そっとエレナにハンカチを渡した。
エレナは、さっきの倍の涙が頬を落ちる。
あなた

ほら、涙をふいて!
綺麗な顔が、台無しだよ!

エレナ
エレナ
うぅ…ぁ…
あなた!あなた!
エレナは、僕に倒れ込むように泣き叫んだ。そして、僕のハンカチを離さないほどぎゅっ…と握っていた。その隣で頭をそっと撫でた。レイは、微笑んでいた。

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♯ るみあの 紙小説 。
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