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第23話

「写真 」
あれから1週間顔を合わせないまま。

学校へ行く時間は早めにして、夜は遅めにする。

その代わりに倫太郎さんにはたくさん会う。

喧嘩でもしたのか、と聞かれたけど返すことが出来なかった。
あなた

…こんにちは

大毅
大毅
はーい、どーぞ
今日は気分転換に重岡くんに家に呼ばれた。

夏希ちゃんもあとからくるらしい。

バイトの面接らしくて、先に行ってて、と言われた。
綺麗に整頓されたアパートの一室。

もしくるなら、私はどこに寝ればいいんだろう。

そんなことも考えてしまうほど。
大毅
大毅
なんかあった?望と
あなた

…へ?な、にが?

大毅
大毅
…ん、なんか変だな〜と思って。あなたちゃんからも話聞かないし、あいつからも聞かないし
あなた

…小瀧望って私の話するの?

大毅
大毅
…あー、するよ?すごく
あなた

…どーせ悪口でしょう

大毅
大毅
んー?どうかな〜あ、ジュースなんでもいい?持ってくるね

よく分からない笑みを浮かべて部屋を出る。

本棚の中にあった写真立てを見る。


……あ。

小さい頃の重岡くんと………私?

その隣は……今でも面影が残っている小瀧望が写っていた。





──────嗚呼 頭が痛い。

かち割られるようにズキズキと。
大毅
大毅
…懐かしいでしょ?
あなた

…っ、えっと、

大毅
大毅
思い出した?
あなた

え?

大毅
大毅
俺、『だいちゃん』だけどわかる?
あなた

…えっと…っ

嗚呼、頭が痛い。

思い出そうとしてるのに、ずっと、思い出そうとしてるのに。
大毅
大毅
…無理に思い出さなくていいよ、ごめんね、大丈夫??頭痛い?
あなた

…あ、大丈夫だよ…ありがとう…ごめんね

大毅
大毅
俺が無理矢理言っちゃったから……考えてくれた?
あなた

…あ、もう少し待ってほしいんだけど

大毅
大毅
…いつまでも待つから大丈夫だよ

そのあとは夏希ちゃんがきて、勉強して帰った。

ずっと頭は痛いままだった。