前の話
一覧へ
僕の名前は西方涼(にしかた りょう)中学2年生
僕は3年前に母親を亡くした…
お父さんは僕の前では絶対に涙を見せない
涼「もう、僕立ち直れないよ」
お父さん「まだお前には未来があるんだ、諦めるんじゃない」僕にお父さんはそう言った。
3年後
僕は未だに落ち込んでいる。友達もいないし
思い出しながらの帰り道、毎回墓地の前を通る
そう、母が眠っている墓です。毎日帰り道に寄り手を合わせます。今日もいつも通り手を合わせに行くと墓の横に青い石が落ちてまし
涼「な、な、なんだこれわ!」腰が抜けて後ろにひっくり返ったと思ったら気を失ってしまった…目を開けるとそこは家でした。涼「あれ?僕はどうなったんだ?」体を起こすと「チャリ」胸元を触ると何かが首にかかっている。
取ろうとしてもあごに引っかかって取れない。
仕方なく鏡で見る事に…すると墓で落ちていた青い石がペンダントになり僕の首にかかっていたのです。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!