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第1話

プロローグ
まず、今、『ドーナツ旅行記』を開いて頂いてこの文章に目を通してる方に問いかけたい。

あなたにとって"幸せ"ってなんだろうか?
じゃあ逆に"不幸せ"ってなんだろうか?
あなたにとって"大切なもの"ってなんだろうか?

そして、

あなたにその"大切なもの"を守る力はあるだろうか?

恋人?お金?それとも友達?
ほんとにそれだけが大切なもの?
"大切なもの"って本当に見えてるものだけなの
だろうか?
あなたにとってほんとに大切なものってもしかしたらあなたが嫌いだって思ってるものなのかもしれない。
まだ、目に見えてない何かかもしれない……


はは、なんてね。いきなり小難しい話してごめんね。
ドーナツ旅行記はあたし、

((東浜 真奈華))

が、本当に大切なものを見つける不思議な1日のお話。
はぁーー。高校時代の話か〜懐かしいなぁ。あの頃は若かった!
まぁ、若さでは負けるかもしんないけど、きっと今のあたしの方がキラキラしてるのは確かだから!!
あたしの人生になんて興味ない人が大半だと思うけど、とりあえずこの旅行記を開いて頂けただけで感謝感謝。
ん?なんでこんな旅行記を書いたかって?それは、大切なことを忘れたくなかったから。
ほら、人間って忘れやすい生き物でしょ?
それに加えてあたし馬鹿だから多分人より早く忘れちゃうんだよ。
だから、旅行記にしとけばおばあちゃんになっても読みかえして思い出せるでしょう?
そして、まだ見ぬ大切なものにいつかありがとうの気持ちを込めてこの旅行記を渡そうと思う。
もし……ミクがいなかったら、あたしはきっとここにはいなかった。この世界にさえいなかった。大切なものなんて見て見ぬふりをして、すべて投げ捨てて、どこか遠くへ行ってしまってただろう。

だから、あたしはこの旅行記を誰かが自分と同じ間違いを起こさないようにみんなにも届けようと思う。

"幸せ"って思ってることが実は不幸かもしれない。
"不幸せ"って思ってることが実は"幸せ"なのかもしれない。

自分の考え一つで、大切なものを手に入れることも失うことも出来る。



だから、この旅行記を読んでくれた誰かが、見えてない大切なものを少しでも模索するきっかけになってくれたらもうあたしは充分幸せ。

今は、こいつなに言ってんだよって思うかもしれないけど、読み終わった時にあなたの中で何かが変わってるかもしれない。

マネージャー
東浜!!いつまでサボってんの!撮影始まるわよ!
真奈華
すいませーん!すぐ行きます!

大人になった今ではただの不思議な思い出。
けど、あたしはきっとその不思議な1日を忘れはしないだろう。
きっと、こんなダラダラと話してるより旅行記を読んでいただいた方が伝えたいことは伝わると思う。
みんなにとってもほんの短い旅だろう。だけど、そのほんの短いこの旅が、人生を生き抜く中での大切な何かの一部になりますように。

じゃあ、不思議な旅へ気をつけて行ってらっしゃい。