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第14話

蓮音
え……?
蓮音くんは驚いてフリーズしている。
真奈華
仮面ライダー好きなんですよね??カバンにもキーホルダー付いてましたし!
蓮音
あぁ、そんな所まで見てたんだ笑
真奈華
落ち込んだ時は好きなもの見るのが一番ですよ!あたしも仮面ライダー大好きなんで見に行きましょ!
蓮音
そーだな!笑女の子なのに仮面ライダー好きなんて珍しい。どのライダーが好き?
やっと笑顔が見れて、少しだけほっとした。
好きなものは人を強くする。
あたしが蓮音くんから教えてもらったことの一つ。
真奈華
えっと、オルドじゃなくて…ダイル!!
蓮音
あぁ!ダイルカッコイイよな!おれは777(トリプルセブン)が好き!!涼がやっぱりかっこいい!
思わずオルドの名前を出しそうになってしまい慌ててごまかす。

777が好き。そういう蓮音くんの表情はあたしもテレビで見たことない、1人の少年としての顔をしていた。

そんな大好きな『涼』と2年後に共演するなんて思ってもみないだろう。
蓮音
そういえば、まだ名前聞いてなかった!俺は、高橋蓮音、よろしく。
真奈華
蓮音くんって言うんですね。あたしは……東浜凌夏(りか)って言います!
蓮音
凌夏、遅くなったけどありがとう。
とっさに嘘をついた。なんとなく名前は言うべきじゃない気がした。蓮音くんと話をしながら案内してもらい、近くの映画館で仮面ライダーの映画を見た。
映画を見終わり外に出ると東京の人の多さを実感し迷子になりそうになる。
蓮音
凌夏!大丈夫??
蓮音くんが心配そうな顔でのぞき込む。
真奈華
大丈夫大丈夫!東京にはあんまり慣れてなくて……
蓮音
そういえば、ここら辺じゃ見かけない制服だけど……?
真奈華
あっ!最近引っ越してきて前の学校の制服なんですよ……!
自分で墓穴を掘ってしまいあたふたする。
蓮音
そっか。東京って人多くて大変だろ?
いつもの蓮音くんに戻っていた。
あたしはふと蓮音くんの名を呼ぶと蓮音くんは振り向く。
真奈華
蓮音くん、プロサッカー選手のもう一つ夢ありますよね?迷ってるならその夢信じてみてください!きっと叶いますから!!希望捨てないでください!
蓮音くんの口から仮面ライダーになりたいという話は聞いていない。でも、どうしてもこれだけは伝えておきたかった。どんなに苦しくて全てが嫌になった時でも希望を捨てたらいけないって、夢は人を強くするって教えてくれたのだって蓮音くんだったから。
その言葉を聞き、立ちすくむ蓮音くんを見て、つづける……
真奈華
あたし絶対応援してますからね!どこにいても!だから自分信じてみてください!じゃあ、またいつか会いましょう!!
蓮音くんに背を向け駆け出した。蓮音くんが凌夏の名前呼んだけどぜったいに振り向かないって決めていた。
いつかまた再会するためのあたしなりの約束だった。