戦艦の中…というか屋上は、ちょっとした展望台になっている。戦闘中はシャッターが閉まるものの、それ以外は開いていて、外の景色を眺めることが出来る。休憩にはいい場所で、この時はちょうど海の上にいた。
(海の上って涼しー…みんなで…海とか、行ってみるのもいいかもなぁ…)
なんてことを考えながら、風を堪能していた。
ふと、頭にメロディーが浮かんできた。何か懐かしいような歌。カナデはそっと口ずさみ始めていた。そしてその歌は、戦艦中に響いていたのだったり
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!