第6話

緊張のミーティング
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2017/12/28 12:12
「まずは、自己紹介から初めてくれ。」
アムロに言われるがまま、カナデは自己紹介をはじめた。
「はい。えっと…私の名前は、カナデ。下の名前は…分からない。昔の記憶も、思い出そうとしても、思い出せなくて…でも、皆さんが乗ってるガンダムって存在はある程度知ってるし、皆さんのことも、存じております。えっと…他になんて言おう…とっ、とにかく、よろしくお願いします!」
しどろもどろになりながらも、自己紹介を終えた。
「なぁ、質問いいか?」
そう言って手を挙げていたのは、ガンダムXの主人公、ガロード・ランだった。
「俺たちのことを知ってるってどうゆうことだ?しかも俺達、別々の世界にいたヤツらばっかなのに。」
「えっと…それに関してはですね…私の世界では、皆さんは、アニメやゲームの登場人物だからなんです。」
そう言うと、その場がざわついた。まぁ、当然のことなんだけど。
「なぁなぁ、それって、そっちの世界じゃ俺達、超有名人なのか!?」
ZZの主人公、ジュドー・アーシタがキラキラした顔で聞いていた。
「はい。そうなりますね。実際、世界中に知られてましたから。」
そう答えると、数名は喜んだ顔、また数名はくだらないという顔をしていた。

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