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第1話

プロローグ
「…。」


昨日キミからもらった、というかキミと交換した腕時計で時間を確認する。


5時30分。


約束の時間からもう30分も経ってる。


なんで…?


なんで来てくれないの?


ここの公園で、場所は合ってる。


昨日雨宿りしたこの公園の屋根付きベンチ。


私は一人、ため息をつきながら腰掛けた。


昨日会った男の子。


2人で5時にここで待ち合わせてた。


なのに、来ない。


もしかして、なんかあったのかな?


事故とか、事件とかに巻き込まれちゃってたりする…?


そう思うと背筋がゾクッとする。


スマホのニュースを開いてみたけど、この辺で何かあったという情報はない。


…約束、忘れちゃったのかな?


それとも、冗談だった?


じわ、目頭が熱くなり、俯いた私の目から手に涙が落ちる。


…バカ。





結局、その後も1時間待ってみたけどキミは来なかった。