第4話

1st Story ③
450
2018/01/19 09:41
あなた

((速歩きで横断歩道の前まで来た

(同じことを繰り返す?それとも違う方面から行く?迷ってる暇なんてない、あいつらが来ちゃう。でも、、どうせあの二人も通りすがりだ。最初はワタシだと分かってなかった。だから助けたんだ。分かれば助けに来ないさ。私のこと、、キライナンダカラ。
決めた…渡ろう…)

シルク
おい!待てよ!(間に合え!)
((腕を掴む

お前また同じことを繰り返すつもりかよ!?
今度は離さねぇからな。
…ていうかモトキ
モトキ
ハァッ、、ハァッ、、何?
シルク
お前ん家ここの近くだろ?
モトキ
そうだけど、、
シルク
大体察してくれよ。はぁ、、
モトキ
あぁ、はいはい。コッチだよ。
シルク
((お姫様抱っこした
あなた

は!?え!?下ろして!

シルク
暴れんな。落ちるぞ
あなた

((大人しくした

モトキ
どうぞ…
シルク
あれ?お前一人暮らしか?
モトキ
色々事情があってね、今年からだよ
シルク
へぇー、、
あなた

あの、、着いたんなら下ろしてくれません?

シルク
あ、わりぃ
あなた

ねぇ、、カフェである程度のこと話したよね?なんでまだ付きまとうの?

シルク
おまえさ、、無理してるだろ?あんなん聞かされて見捨てるわけねぇじゃん。ていうかお前、カラオケ行くつもりだったんだな
あなた

だから何。1人なんだ…って?

シルク
まぁ、うん。
あなた

さっき、察したって言ったじゃん。
まだ何か?

シルク
はぁ、、お前ってやつは、、
《シルクとモトキは、有真を抱きしめた》
あなた

((🔥^∀^)今更何を)
((二人を引き離す

今更そんなことされても嬉しくないんだけど

モトキ
えっと、、ごめんね?
あなた

許されるとでも?

シルク
俺、、また余計なことを、、
あなた

気づいたんならもうついてこないで
((部屋を出ようとする

シルク
おい!どこ行くんだ?
あなた

どこって?帰るんだけど
シルク、あんたも帰れば?いつまでもモトキくんの家に居座ってると出れなくなるよ

シルク
・・・・
あなた

それじゃあまた、モトキくんとシルク…
((外に出た

(2度も引き止められたんだけど。モトキくんはともかく、シルクは、、今更何さ。気づくんならもっと早く気づけよ。はぁ、、)

モトキ
…シルク、、
シルク
あ?
モトキ
行かなくていいの?
シルク
あそこまで言われちゃ、もう何もすることねぇだろ
モトキ
…見損なったよ(小声
もう帰って
シルク
言われなくてもそうするわ
また部活でな
モトキ
ばいばーい!
シルク
(有真、、俺は何をすれば良かったんだ?
最初の頃から庇ってれば良かったのか?それは違うだろうな。とりあえず贔屓とかせずに接してれば良かったんだ。今更遅せぇよな…)
モトキ
(有真さん、、今こんなこと思うのもおかしいけど、可愛かったな。惚れた、、。というかシルクは大丈夫なのかな?もちろん有真さんも。シルクは鈍感すぎるし、有真さんは謙虚&素直じゃないし、、なにか起こりそうで怖いわ!!)
《歩いて脇道に入ると》
あなた

私は、、生きてていいの?
あのクラスにいていいの?誰も味方してくれる人がいないのに、、、。シルクだって今更何だ、、もう遅いんだよ。もう諦めた、助けなんて、慰めなんていらない。こんな私、、タヒンデシマエ

((脇道を急いで出て何も確認せず、渡ろうとする

シルク
!?
またアイツは…!!
((急いで駆けつけ腕を掴み自分の方へ寄せた
《案の定、シルクを下に2人とも倒れ込んだ》
シルク
いてて、、おい!大丈夫か?
あなた

_(-ω-`_)⌒)_プシュ〜
ってワタシを庇ってくれたの
必要ないのに
せっかく成功すると思ったのに
それに擦り傷、出来てんじゃん
ワタシノセイ…デショ?
((震えている

シルク
((無言で抱きしめる

お前さ、強がんのやめたら?
あなた

強がってない((引き離す

シルク
嘘、震えてんじゃん
あなた

あんたに何がわかるの

シルク
そうそれ、それを強がってるっていうの
あなた

強がってる強がってないジャナクテ、、、
あんた今まで見て見ぬふりしてたクセニ
今更味方してくれるような行動とって
ナニシタイノ
それで私が喜ぶとでも思って?

シルク
見て見ぬふりしてたのは悪いとは思ってる
けど、お前の気持ちには気づいてた
あなた

気づいてたなら、その時から言葉をかければヨカッタノニ
そうしたら、こうならずにスンダノニ…
あんたといると、ろくなことが無い
家が近くだとしても、私に話しかけるのやめて。あぁ、、昨日までそうだったから、やめることなんて簡単…ダヨネ?

シルク
!?
あ、ありま!!((抱きしめようとする
あなた

触んな!((振り払う

シルク
っ!!
あなた

今更同情なんかサレタクナイ…
これでホントにおしまいだよ…サヨナラ
((スタスタと帰っていった

《姿が見えなくなったと同時にアイツが来た》
モトキ
シルク!!
シルク
…モトキ?
モトキ
やっぱり有真さんと話してたんだ
シルク
アイツまたどこも見ずに道路渡ろうとしてたんだ。だから腕掴んで引っ張った
モトキ
強引だな、、それで擦り傷が?
シルク
あぁ、俺を下にして倒れた拍子にな
モトキ
有真さんは何て?
シルク
今まで見て見ぬふりしてたのに、今更味方してくれるような行動とって同情すんな…だってよ
モトキ
まぁ、そうだろうね
モトキ
んでシルクはそれに対して何て返したの?
シルク
見て見ぬふりしてたのは悪いとは思ったけど、アイツの気持ちには気づいてた…って
モトキ
シルク、、バカなの?
シルク
バカじゃねぇし!
モトキ
俺さ途中から盗み聞きしちゃったんだけどさ、、
シルク
モトキ
話しかけるのやめてって言われてたよね。
今のシルクの言葉聞いて、そう言ったの納得したよ。
シルク
じゃあどうしろと…!
モトキ
しばらくは近づかないこと
また有真さんが今日みたいなことするようだったら、止めること。そして話を聞いてあげること。それから一貫の人たちと有真さん含めて話し合いをすること。
…今日、話してしまった以上、もう素通りは許されない。…分かった?
シルク
あ、あぁ…
そうだな。俺にできることはそんなもんだろう…悪いことしたな。
、、、てかモトキ、お前こんなこと言うために出てきてくれたのか?
モトキ
なにか起こりそうで怖いなぁと思って忍び足で尾行してった。悪いとは思ったけど。でも案の定、想像してた通りのことが起こったから、こうして来たわけ…
大概にしないと、、シルクはこういう所があるから、1人に出来ないんだよね
シルク
悪かったな
あなた

(ただいま…って1人だったわ)

《有真のん も実は一人暮らし》
あなた

(あんなに止められて、今更考えが変わるとでも思ったのかな…
それにしてもモトキくんか、、タイプかも…前はシルクのこと好きだったけど…今も、、なのかな?)

あなた

(うーん、、分かんない!まいっか!!)

あなた

(今日の夕飯何にしようかなぁ…)

《これ以降のことは、読者様のご想像にお任せします…》




1st Story ~END〜

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