〈設定〉
○世界観
この世には人間や動物など“陽”の存在と幽霊や妖怪、伝説とされてる生物なと“陰”の存在が同時に存在している。“陽”の存在は目に見えるが、“陰”の存在は普通の者には見えない。“陽”と“陰”は同時に存在するが決して交わることはない。ある一部の者たちを除いては…
○登場人物
*大野 未来(オオノ ミライ)
陰の存在が目に見える不思議な力をもった高校生。その力ゆえ、周りだけでなく両親からも気味悪がられ、施設で育った過去をもつ。平凡な日々を過ごしていたがひょんなことから500年前の時代にタイムスリップしてしまう
~プロローグ~
何もかもがどうでもよかった
あたしは生きる意味も、帰る場所もない
あるのはおかしな能力だけ
ただ、あたしは…
自分を必要としてくれる存在がほしかった
「大丈夫?」
「なら、一緒にくるか?」
不思議な力をもった人たちと出逢った
この人達との出逢いがあたしを大きく変えていく
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!