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第5話

理解がありすぎる気が…
「だ、大丈夫、未来?」

「…はい。大丈夫です」

最初は驚いたものの、気持ちは不思議と落ち着いていた

そっか、タイムスリップか

あり得ない事かもしれないけど

それならあたしが死んでない理由

現代とは違うこの場所にきた理由

全ての辻褄があう

あたしは男の子の方に向き直った

「ごめんなさい。あたしは貴方の求める答えを言うことはできません。」

「何?」

「信じられないと思いますが、あたしは貴方たちからみて約500年後の世界。つまり、未来からやってきたんです」

「…未来?」

「それって、時空の歪みとかで別の時間に飛ばされるっていうやつスか?」

そう言って襖からひょっこりと顔を出したのは

赤髪の男の子だった

「そんな感じですかね?」

この時代でタイムスリップの認知度かどれほどあるか分からないけど

少しは理解があるようだ

「お前、何でそんなこと知ってんだよ」

「前に雷羅さんに教わったんです」

「アイツ…」

「それならあたしも本で読んだことがある。へ~、そんな事が本当にあるんだね」

「……」

この人たちはちょっと理解がありすぎる気もするけど…

「あの……1つ聞いてもいいですか?」

「何?」

「未地さんと、貴方と、赤髪の君。貴方たちの隣にいる生き物?はなんですか?」

「「「!!?」」」

そう言った瞬間、3人の顔色が変わり

カチャッ

あたしの首もとに男の子が刀を突きつけていた