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第6話

いざこざ

「てめぇ、何者だ?」

「え?」

「ちょ、水翔!いくらなんでも…」

「うるせぇ!!」

「っ…」

男の子が怒鳴った時に刃がずれ、首にわずかな痛みを感じた

首筋を血がゆっくり伝っていくのが分かる

「確かに俺達の隣には別の存在がいる。だが、コイツらは普通の人間には見えるはずがないんだ。それなのにどうしてお前には見える?答えろ、てめぇは何者だ?」

明らかに敵意をもった男の子の視線

戸惑う未地さんと赤髪の男の子

「ははっ…」

笑っちゃう

結局、時代や場所が変わってもこの力がある限り

あたしは何も報われない。それなら…

「いいよ。そのまま首を切っちゃっても」

「は?」

「どうせ、生きててもしょうがないから」

あたしは男の子の刀を掴んだ

ボタボタッ

手から血が流れるがどうでもよかった

「おい!」

「ほら、早く」

「いい加減に!しなさい!!」

ゴンッ ゴンッ

その時、男の子とあたしの頭に同時に拳骨がおちた

「2人とも何してんの!火夜!包帯と布、あるだけ持ってきて!水翔はさっさと退きなさい!」

未地さんはあたし達の間に入ると、あたしの手の手当てを始めた

そして、治療を終えると男の子を連れて部屋を出ていった