プリ小説

第18話

旅立ち

帰り道、あたしは火夜に言った

未来「火夜。お願いがあるんだけど…あたし、皆のこともっと知りたい。だから、他の人のところに行ってもいいかな?」

火夜は驚いた様子もなく、しばらくあたしを見つめた

火夜「…前にも話した通り、霊力があるのはそれだけで陰の存在に狙われやすくなる。ましてや、この時代は何かと物騒だ。それでも行くのか?」

真剣な眼差し

あたしの事を本気で心配してくれてるんだと分かる

けど…

未来「もう決めたから」

火夜「…そうか。お前が決めたなら、問題ないな」

家の前に来ると光優が待っていた

光優「よ!」

未来「どうしてここに?」

光優「ちょいと受け取りにな」

火夜「光優さん、お願いします」

未来「え?火夜は光優がいたの分かってたの?」

火夜「水翔さんに守護石をもらっただろ?俺たちも同じ物をもっていてこれがあれば互いの気配を感じることが出来るんだ」

そういう役目もあるんだ

火夜「未来、光優さんと行けよ。光優さんは移動能力に長けてるし、一緒にいればお前が襲われる心配もない」

未来「…嬉しいけどいいんですか?」

光優「気にすんなって」

未来「よろしくお願いします」

その夜は火夜の家で最後の夜を過ごした

翌朝

未来「火夜、色々とありがとう」

火夜「おう。あ、そうだ」

火夜はあたしに近づくと守護石に手をかざした

すると、透明だった守護石の一部分が赤く染まった

火夜「少しだけ、俺の力をこめた。離れてもきっとお前を守ってくれるはずだ」

未来「ありがとう。じゃあ、いってきます」

火夜「またいつでも帰ってこいよ!」

火夜に見送られながら、あたしは光優と旅立った

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ミサ
ミサ
気ままに小説書いてます(*´∇`*) 少しでも楽しんでいただければ幸いです! 『最後の贈り物』…完結 『時を越えて、何度でも』…完結 『今この時、この瞬間は…』…完結 『貴方の心に咲く花は…』…執筆中 『それでも貴方は…』…執筆中 『僕を忘れてしまった君へ』…執筆中
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