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第43話

8人

未来「!…未地」

やっとの思いで未来は2人のいる最上階に辿り着いたが時既に遅かった

未来「水翔…」

そっと肩に触れようとした時…

水翔「触るな!」

未来「ビクッ!!」

水翔「もう、俺は誰とも触れる資格がない。俺は両親も、家族も、仲間も……誰1人守れなかった」

これが、あの水翔なのだろうか

未来はすぐには信じられなかった

水翔「だから、お前も俺に近づくな。これ以上、仲間が傷つくのなんて…」

けど、放っておくことなんて出来なかった

ガッ!!

未来「水翔!あたしを見て!」

水翔「!」

未来「そうやって今までのことを全て否定するの?辛かったことだけじゃなくて、楽しかったことや嬉しかったことも…。そんなの水翔じゃない!未地がいたら絶対怒る!」

水翔「……」

未来「仲間を守れなかった。確かにそれは事実かもしれない。けど、1人で背負い込みすぎだよ!あたしだって………何も出来なかった」

あたしは見ていることしか出来なかった

未来「あたし守護石からみんなの最後を視たの。みんな、悔いはあったけど出逢えたことに感謝してた。出来ることなら来世でも出会いたいって!今代は守れなかったかもしれない。けど、その思いがあれば何度だって会うことができるはずだよ!」

あたしはそう信じたいよ

水翔「…そう、だな」

次の瞬間、水翔はその場に倒れた

未来「水翔!?」

水翔「…悪い。さっきの技で反動が出ちまった。多分、回復は不可能の領域まで…」

未来「そんな!」

あたしは必死に水翔の身体をこすった

だが、水翔の身体はどんどん冷えていくばかりだった

未来「こんな、こんなことって…」

水翔「…なあ、未来」

未来「なに?」

水翔「もし、来世に生まれ変わったらお前も待っててくれるのか?」

未来「…っ………待ってる。絶対待ってるから!」

水翔「…よかった。お前の手、温かいな」

そう言って水翔は目を閉じた

未来「!水翔!目を開けて!水翔ーー!!」

だが、あたしの声が水翔に届くことはなかった

その時青色の守護石が砕け散った

次の瞬間、辺りが光に包まれた