第28話

惜別
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2018/01/14 11:10
「愁さん…」

「やあ。」

「なんであなたがいるんですか。私は…」

「もう君とは会えない。」

私は何故かとてつもないショックを受けた。

「あなたまで?なんで。」

「じゃあな、あなた。」

嫌、待ってー。
たったその一言が声に出せなかった。

そして、次の瞬間、私は外の世界、現実にいた。そこは、私の部屋だった。

でも、私にはまだやるべき事がある。
私はある場所へ走った。

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