第3話

連絡先交換。
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2017/12/28 04:16
~1週間後~

流星くんが来てから1週間経った。

『やっぱり、そんなもんだよね、、』

「誰がや?」

後ろを見るとそこには流星くんの姿があった。

『いたの!!!びっくりしたー!!』

「藤岡ってビビりだよな、ふふ笑」

『そうだよ!ビックリさせないで!でも、来てくれて嬉しい…、』

「ごめんな、バイトで忙しくてな、なかなか来れんかったわ…、」

『バイト!何してるの?』

「秘密~なんで教えないかんの~!」

『いじわる!』

こんな時間が私は大好きだった。
こうやってきちんと友達と話すの初めてかもしれない…。

~数時間後~

「ほな、また来るわ!」

と、病室を出ていこうとした。

『まって、、あ、あの、』

流星くんは不思議そうにこっちを見た。

「なーんや?」

優しくそう聞いてくれた。

『れ、連絡先、、お、教えて?』

「ええで?」

そして、私達はLINEで連絡を取れるようになった。

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