やっぱり私には後遺症が残った。
『流星くん、、待っててね、』
私は何がなんでも治す、そう決めていた。
今度はきちんとしたデートをするために…
~あれから1ヶ月~
私は流星くんに電話をして、病院の屋上に来てもらうようにした。
~数時間後~
「流美?どうしたん?」
流星くんは来てくれた。
『流星くん、、向こうに立って、』
私は流星くんにそう言った。
「何やねん?笑」
そして、、私は立ち上がった。
「ぉ、おい!大丈夫なんか?」
流星くんは助けてくれようとした。
『待ってて、そこで待ってて!』
私はゆっくりゆっくり流星くんの方に歩いていった。
流星くんこところまで行けた。
流星くんにもたれかかってしまった。
『流美、お前…、、出来たやんか!!』
「だって、流星くんとデートしなきゃ、ね?」
私は少し涙目になってた。そして、流星くんも少し泣いてた。
これは私のちょっとしたらサプライズだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!