第43話

42
1,106
2018/06/24 19:07
中に戻るとすごい騒がしい
あなた

どうしたの?

男の子
僕もして~
女の子
私も~
あなた

何を?

侑李
充電だって
大貴
皆見てて羨ましくなっちゃったみたい😅
あなた

そういう事ね!わかった!
じゃあ皆、まずは飲み物飲んで落ち着こっか?

男の子
はーい
女の子
うん
香琳凄っ!
あなた

えっ?

俺たちじゃ全然言うこと聞いてくれないのに…
雄也
流石だね!
あなた

だからあんなに騒がしかったんだ…

宏太
力不足…笑
あなた

まぁ、私達もちょっと休憩しよ?

圭人
香琳はい!水
あなた

ありがと!!圭人
ねぇ?車椅子の後のポケットに入ってる袋取ってくれない?

圭人
これ?
あなた

うん!ありがと!!

袋から薬(この前の痛み止め)を出して飲む。
涼介
それ…この前の……
あなた

大丈夫!!ニコッ
何でもないよ

皆ほんとに元気!
もう次は何して遊ぶか決めてるよ笑
男子クラスメイト
やって~
男の子
やって~
あなた

はいはい笑
順番ね!

順番に皆を抱きしめていく。
皆ほんとかわいい!
逆に私が元気もらってるよ?笑
あなた

充電~

男の子
で~ん
女の子
わ~い
もう皆終わったかな?って思って周りを見たら1人だけずっと涼介手を繋いでこっちを見てる女の子が1人
あなた

涼介気に入られちゃったね!

涼介
違うよ?
あなた

ん?

涼介
よし!お姉ちゃんのお膝空いてるから充電してもらおっか?
裕翔
香琳!!
あなた

大丈夫!!ニコッ

女の子
(。_。`)コク
あなた

ほらっ!おいで?
恥ずかしがり屋さんかな?
ギュ~!!充電~

すると急に女の子の私を抱きしめる力が強くなった。
あなた

どうしたのかな?

涼介
ずっと、待ってたんだよね?
あなた

お姉ちゃんの事待っててくれたの?
ありがと~

すると
男の子
ねぇねぇ!
あなた

何かな~?

男の子
つぎは絵本読んで~
あなた

絵本ね!いいよ~
もうちょっと待ってね?

男の子
早く~?
あなた

じゃあ絵本持ってみんなと待っててね!
すぐ行くから!

男の子
はーい
あなた

よし!絵本読みに行こっか?

そう言って女の子を降ろそうとするけどまだダメみたい…
どんどん私を抱きしめる力が強くなっていく。
あなた

涼介?
どうしよっか?

涼介
おいで?
女の子
((´・ェ・`))
どんどん女の子が泣きそうになってくる。
あなた

このまま絵本読もっか?

女の子
(。_。`)コク
あなた

(..、)ヾ(^^ )ヨシヨシ
ゴメンね?

ごめん涼介押してくれない?
両手塞がっちゃって

涼介
はいよ~
香琳めっちゃ気に入られたな
裕翔
あっ!香琳やっと来た!
雄也
俺らじゃ手に負えない!笑
あなた

嬉しっ!

女の子
お姉ちゃんこの絵本から!
あなた

はーいって言いたいんだけど…
両手塞がっちゃってて…
どうしよっかな~?
手、離させてくれないの笑

ほいっ!
《本を開いて香琳が読めるようにする》
これで行ける?
あなた

ありがと!!

あなた

じゃあ読むよ?

むか~しむかし、、、
《読み終える》
………ハァ…ハァ……

大貴
香琳?
あなた

大丈夫…!!ニコッ

男の子
次はこれ!
あなた

ちょっと待ってね?ニコッ
…ハァ……ハァ…………

涼介
休憩するか?
あなた

…大丈夫!!
もう1回…さっきの袋取ってもらってもいい?

宏太
脚痛い?
あなた

大丈夫、大丈夫…!!ニコッ

圭人
ごめんね?
ちょっと降りよっか?
圭人が女の子を降ろそうとするけど疲れてたみたいでぎゅっと私を抱きしめたまま寝ちゃってて降ろせない笑
あなた

……起きちゃうから…このままでいいよ?
………ハァ……ハァ…ウッ

JUMP
香琳!?
あなた

………薬…

はい!
《飲ませる》
あなた

………ハァハァ………ハァ……ハァ……
ありがと…ニコッ

侑李
お兄ちゃんたちとお部屋戻ろっか?
男の子
もうちょっとダメ?
あなた

…ゴメンね?ニコッ
また今度…いっぱい遊ぼうね… ニコッ

女の子
うん!
大貴
お兄ちゃんたちがお部屋まで
一緒に行ってあげるから!
女の子
お姉ちゃんも来て?
裕翔
お姉ちゃんはね……
あなた

……ついてくよ… ニコッ

涼介
香琳~?(`‐ω‐´)
あなた

…ついてくだけだから…
押して…くれるんでしょ……?

侑李
押してあげますか!
あなた

ありがと… ニコッ

やっと皆を病室まで戻したんだけど…あと1人…
まだ気持ちよさそうに寝てる…どうしよ…
あなた

㌧㌧(。´・ω・)ノ゙
おはよ?
……ハァ…ハァ…

女の子
(*=﹏=)んぅ~っ。
あなた

……ハァ…お部屋…ハァ……ついたよ?ニコッ

女の子
お…姉ちゃん…?
あなた

ん?ニコッ

女の子
だいじょ…ぶ…?
あなた

大丈夫、大丈夫!!ニコッ

女の子
(っ´ ・ω・`)っギュッ
(´;︵;`)
あなた

泣かないで?
(..、)ヾ(^^ )ヨシヨシ
また来るからね?ニコッ

女の子
(。_。`)コク
その後、自分の病室まで戻ったんだけど…
侑李
脚は?
雄也
痛くない?
っていうふうにまぁ、質問攻めです笑
大丈夫、って言ってるのに…
あなた

ちょっと疲れちゃっただけ…
ほんと……ハァ…大丈夫だから…ニコッ

圭人
でも…
あなた

……帰っていいよ?
明日……早いでしょ?
……ハァ……ハァ…

宏太
まだ時間あるし、香琳がもうちょっと落ち着くまでは……
あなた

お願い……帰ってください……

裕翔
じゃあ…明日ね?
あなた

うん…

JUMPは部屋を出た後、部屋の前でバレないようにいた。
あなた

《皆帰ってくれて良かった…あんな言い方しなきゃ良かった》
……ハァハァ……ハァ…ハァ…ハァ…ハァ……ハァ…ハァ………

JUMP
《香琳!?》
雄也
《部屋に入ろうとする》
その瞬間、何人か部屋に入ろうとした
宏太
ダメっ、
侑李
何で?
涼介
何で香琳が俺らをあんなに帰らそうとしてたと思う?
宏太
自分がしんどくなるのが分かってたんだよ…
裕翔
俺らに苦しんでる姿見せたくなくて帰したんじゃないの…?
我慢しよう?
大貴
あんなに苦しんでんのにほっとくの?
大ちゃんの気持ちは分かるけど…
圭人
せめて看護師さん呼ばない?
でも、それも嫌がるんじゃ…
侑李
もう!!
…あっ!忘れ物した…
涼介
何やってんの?知念?
侑李
…ごめん
雄也
ちょー入りずらい…
その時
あなた

……………ハァ……ハァ…
《あっ…誰かカバン忘れてる、早く渡しにいかなきゃ…》

しんどいはずなのに、、、心配してくれてる皆にあんな事言っちゃったのに、、、こんな姿見せたくないのに、、、やっぱりみんなの事考えちゃう。
早く届けなきゃっ



まだ息が荒いまま必死に車椅子に移りカバンを持ってドアを開ける
あなた

…ハァ……ハァハァ…

JUMP
香琳!!
侑李
大丈夫!?
裕翔
部屋戻ろ!
香琳は再びベッドに移され、皆が心配そうに背中を摩ってくれてる
やっと落ち着いた頃
大貴
大丈夫か?
涼介
大ちゃん?
すぐに話しかけない!
あんなになってたらまだしんどいでしょ!
大貴
あっ!
あなた

……ご……めん…

宏太
えっ?
あなた

…あんな……言い方して…
無理に……帰…らせて

俺らこそゴメンね
あなた

皆は……何も………悪く…ない…よ…
…時間……

圭人
えっ?
雄也
そろそろ帰らないと!
あなた

…カバン……

知念、忘れんなよ?
侑李
ごめんごめん!
宏太
よし!帰るか?
涼介
じゃあな?
あなた

ニコッ

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