「悠琉（はる）‼悠琉‼まって、行かないで‼」
自分の声で目覚めた朝。 気がつくと涙が零れていた。 こんな毎日の繰り返し。
最近、毎日悠琉が夢に出てくる。
でも、悠琉は私が近付こうとすると哀しそうな顔をしてどこか遠くに行ってしまう。
悠琉に会いたい。
“悠琉”
その名前を思い出すだけで沢山の楽しかった思い出が浮かんでくる。
私の彼氏、悠琉は去年の春、この世を去った。
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第2話 であい 。
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