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第10話

しあい 。
20
2017/12/29 11:26

私はすぐにでも、悠琉の元に行こうとした。でも、今日は大事な高体連。私は、マネージャーなのに休む訳にはいかない。

「ごめん…」

呟いて家を出た。

マネージャーとして、やれるべきサポートは一生懸命した。でも、頭の中は悠琉でいっぱいで、試合なんて頭に入ってこなかった。

試合の結果は負け。シューターの悠琉は居なかったのは結構大きかったかもしれない。

「やっぱ、悠琉がいないとな…早く戻ってきてもらわないと困るよな…‼」

そんなチームメイトの声を沢山聞いて、私は涙が止まらなかった。

試合が終わると、私はすぐに病院に向かった。

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