忘れていた。
幸せほど脆く儚いものはないということを。
ナナカに髪を引っ張られながら黒板の前にくる。
黒板には私とソウがラブホの前にいる写真や
私とソウのLINE、放課後キスしていたところまで撮られていた
そのタイミングでソウが入って来る。
一瞬青い顔をしたソウ。
でも、すぐにニヤッとした顔をして、
シンは迷わず黒板に行き写真類を剥がしていく。
シンがソウを殴った。
思い思いに喋っていたみんなが一瞬にして静かになる
シンは私の手を引いて教室から出て行く。
階段の下のわずかな隙間にシンは私を連れてきた。
沈黙が流れる。
シンが私の頬を拭ってくれて、自分が泣いていると気づいた
シンはどこか遠くを見つめて話し始めた。
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あけましておめでとうございます!!
さてさて始まりましたね!2018年!!
そーだなあ、なんか抱負とか言っておいた方がいいのかなぁ?←
私は!2018年、皆さんが更新を心待ちにして下さるような小説を書きたいです!
今年も何卒よろしくお願い致します!
ナマケモノ
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!