第17話

《3回目》
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2018/01/07 12:01
ヒロ
じゃあ、そろそろ帰るか!
俺も買ったもん持ったままだし笑
あなた

うん、そうだね!
ごめん、持たせたままだったね笑

私たちは、公園を出て歩き始めた。
ヒロ
ん。
ヒロが手を出してきた。
あなた

(手繋ぐってことなのかな…?)

私は恐る恐る手を繋いでみる。
ヒロ
違う。こう!
そう言ってヒロは、恋人繋ぎにしてきた。
ヒロ
家までだけど…
いいだろ?
なんだか、ヒロが可愛く見えた。
あなた

うん。いいよ。

私たちは手を繋ぎ、いろいろなことを話しながらヒロの家まで行った。
ふと前を見ると、赤い、炎のようなものが見えた。
あなた

ねえねえヒロ。
あれ、なんだろ?
なんか炎みたいだけど、ヒロの家の近くから出てない…?

ヒロ
ん?
ヒロはそう言って、顔を上げた。
ヒロ
嘘だろ…
ヒロ
あれ、俺ん家だよ!
火事!?
あなた

え…

ヒロは走り出した。
あなた

ヒロ、まって!

私もヒロを追いかける。
あなた

はぁっはあっ、

ヒロの家の前に着いた。
家の周りは、野次馬でいっぱいだった。
赤々とした炎に包まれた家があった。
ウゥーーーーウゥーーーー




遠くから、サイレンらしき音が聞こえてきた。
ヒロ
嘘だろ、母さんっ!!!!!
ヒロは駆け出した。
あなた

ヒロ、ダメだよっ!
死んじゃうっ!!!

野次馬
ダメだよ!きみっ!
声も聞かず、ヒロは燃え盛る家に入っていった。
あなた

ヒロっ!!ヒロっ!!

私はヒロを呼び続けた。
少ししてから、消防車と警察、救急車が到着した。
あなた

消防士さんっ!ヒロが、友達が中にっ!

消防士
今助けますから!
皆さん、下がってくださーい!!!
消防士さんが、中に入っていった。
消火が始まる。
しばらくして、ヒロとヒロのお母さんが消防士さんに助けられて、出てきた。
2人とも、全身に火傷をしていて、すぐに救急車に乗せられた。
消防士
きみっ!この2人の知り合いだよね!早く救急車に乗って!
そう言われて、私はヒロが乗せられた救急車に乗った。