ここは人生脚本所。
今日も皆さん元気に働いているようです。あれ?今日は新人君が1人来たみたい…
カラカラと笑って、廻さんはさっさと自分の席に着いてしまった。
どこに座ればいいのかとウロウロしていると、知らない女の人がちょいちょいと手招きをして来た。
手招きされるがままにとりあえずその人のところに行ってみる。
その人は自分の隣の席を指差し言った。
改めて見てみると、輪さんはスタイルがとても良く、顔もモデル並みに整っていた。
輪さんは照れたように、顔を背けてしまった。こんなに美人なのに、意外と褒められ慣れていないようだ。
輪さんと話しているうちに、ミーティングが始まってしまった。
そんなことを考えていると、輪さんが声をかけて来た。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。