第4話

高校生になった現在
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2017/12/29 07:10
私は中学校を卒業した後は家の近くにある県立高校に入学した。
今度はマネージャーにもならず、無部になった。
今考えると、マネージャーが選手に好意を抱いてはいけないと思う。
1回そういうことをしてしまったからまたしてしまいそうで、自分にはマネージャーは向いていないと思った。
無部でも高校は案外楽しくて、中学校の頃は私のことを男好きと勘違いしていた人達とも関わることができて、その中で今では親友と言える友も出来た。
でも、魔法にかかったみたいに大我先輩のことが忘れられなかった。
この学校にもし通っていたら...とか
死んでたらどうしよう...とか
そういうことばかりを考えてばっかりで、中学校の野球部の集合写真を見てはため息をしてしまうような日々が続いた。
優香(私)
はぁ~
梓桜
どしたの?また携帯見てため息しちゃって!!
どした?振られた?
梓桜は高校に入ってから出来た親友だ。中学校の頃から存在は知っていたけど、私のことを男好きと勘違いしてて、関わろうとしていなかったらしい。
私が今にも泣き出しそうな顔つきで梓桜を見ると、すぐに察しがついたらしく私の携帯を奪った
優香(私)
なにするのよ!?返して!!
梓桜
返しませーん!!もうさ、忘れられないなら中学校の時の先輩にでも聞いて会いに行ったら?
優香(私)
もし大我先輩が墓石のなってたら私、どんな顔したらいいのよ!?
椅子から立ち上がり梓桜から携帯を奪い返すと制服のポケットに携帯を突っ込んだ
梓桜
毎日優香が泣きそうになりながら携帯眺めてるのを眺めている私はもう黙っていられない!!
私がその大我先輩と会う!!
優香(私)
え!?どーゆうこと!!
梓桜
この高校に当時の副キャプテンがいることぐらい私はしっているのよ!!
待って!!
っていう前に梓桜は教室を飛び出し、階段を上がって行った。
陸上部の彼女に私は追いつくはずもなく、私は教室で黙って梓桜の帰りを待った

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