第18話

授業
406
2018/01/04 11:37
その日の夜は先輩が大好きだというキムチ鍋を家にあるもので作った。
その時の先輩の子供のような無邪気な喜んだ顔は面白かった。
次の日、朝方に大量の荷物が家に送られてきたが、朝だからものを置くことができず、
その荷物を置くのを頼んで私は家を出た。
学校に着くと、冬弥がまた騒いでいた。
暦上で、今は12月22日。だから今は俺の季節だ!!って騒いでいる。
完全にあっそうとしかいいようがない話だが、彼と彼の取り巻きはその話を永遠している。
くだらないという言葉が1番似合う。
私は冬弥が嫌いだ。
お調子者なのはいいのだが、幼い頃から切り替えが出来ていないところが嫌いだ。
故に授業中も俺が言う!と意味わからんことを抜かして、冬弥だけ発表などをしている。
そんな冬弥は最近授業中の手紙をよこしてくる
おい!!お前最近楽しそうだな!
なんかあった?
冬弥
それくらい授業終わってから話せばいいだろうと思いながら、筆入れに入っているメモ帳を一枚破った
別に、アンタに教えることはないけど、いいことはあった。
優香
その紙切れを冬弥の足元に送った。
そんなことをしているうちに1日過ぎていった。

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