
第23話
クリスマース
私はひたすら先輩を探し回った。
人混みのなかであのヒョロっとした一見頼りなさげな背中を探し回った。
後から私の名前が聞こえた。
今1番聞きたい声。誰の声よりも落ち着く声。
振り返ると、先輩だった。
気づいたら私は先輩の腕の中にいた。
雪が降る中、暖かい温もりが....
先輩は私の頭を優しく撫でてくれた。
今年のクリスマスはとっても暖かいものになりました(笑)
その後、先輩と私は家に帰って、クリスマスケーキをリスのように頬張り、
全力でしりとりをした。
気づいたら、コタツのなかでぐっすり寝ていたのであった。
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