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知 「 なにやってんの。大貴 」
黙って仁王立ちしてた大ちゃんに
結構なツッコミの知念くん。
その間にさっさと帰る準備をしてくれた光くん
ありゃ、これは大ちゃん不要でしたね。
「 ありがとう。 みんな。 帰ろー!」
帰っても誰もいない家に帰る
ー 車 ー
「 わたしね、 お母さんに会った」
光 「 みほちゃん 頭打った?」
あ、ひどい
ほんとなのにー
「 寝てる間にね、お母さんに会ったの。」
そう言って 30秒程後に
知念くんが はっ!と驚いた顔をして
知 「 なんか喋った !? 」
隣にいた知念くんが急に食いつくように
そんな質問を。
「 うん。 なんかね。
「あの人のこと許してあげてほしい。
あなたが嫌いとか興味が無いわけじゃないの。
あなたを今も心配して待ってるから。
許して戻ってあげて。」って。
まぁ、お父さんは私のこと
嫌いだし、興味ないし、心配なんて
全くしてないんだけどね 笑」
そう言うとほっとした顔して
次は大ちゃんが
大 「 え!!」
って驚いた顔して食いつくように
大 「 それはまちがってるよ!!
だってね、ほんとは山田かくs 「 わーわー
あー今日はいい天気だなー」「Come On A My
House?」 ちょっと喋らせて!!」
大ちゃんが喋ろうとしたら
知念くんと光くんが
言わせない!ってくらい大きな声で被せてきた
私はそこまでバカじゃない。
それが何かを隠していることくらいわかる。
その隠していることは
今日 、 知ることになる _
それもすごく複雑なことだとも知らず _
光 「 ついたー」
「ありがとう 。ただいまー」
3 「 ばいばーい」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!