芽衣side
実は、私Hey!Say!JUMPの皆さんにあった事があるんです。涼介が携帯を忘れていったの。寝坊して、大変だったからね。届けに行ったの。仕事OFFだったし、傾眠期じゃなかったし。何回か届けに来たことあるんだ!ロビーまでだけど。仕事とプライベートは分けたいらしいの。
いつもは、ロビーまで取りに来てくれるんだけど、連絡したのに返事が帰って来こないから、楽屋まで来ちゃった!
[あ、あの…山田涼介さんは、いますか…?]
伊『ん~?誰~?』
[あ、あ、成田芽衣と申します。山田涼介さんに忘れ物の携帯届けに来ました!]
八『あっ、君が芽衣ちゃん!?山田から聞いてるよ!』
知『芽衣ちゃん~!?可愛い~♡』
周りを見渡したけど、涼介はいなかった。それも、私が来てか、ざわざわしてる。
[あ、あの…涼介どこにいますか?連絡したのに返事来なくて、いつもはロビーに取り来てくれるんだけど、今日は、ここまで来ちゃいました!]
伊『ぷはっ、山田なら、大ちゃんと撮影してるよ~♪』
ん、私そんな面白いこと言ったかな?みんな笑ってるけど…
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中『おっ、ヤマおつかれ~、芽衣ちゃん待ってるよ~』
「はっ!?どうゆうこと!?」
[あっ、涼介っ!携帯忘れてたよ~!]
伊『ほんと可愛いね、芽衣ちゃん!山田が携帯忘れてったのに、涼介から返事来ないんですぅ~って』
私の真似をする慧くん。やっとここで気づいた、私が言ってた事のおかしさに。
「はぁ、お前なぁ!」
[うっ、ご、ごめんなさい。]
有『おいおい、彼女泣かしてどうするの!』
「ちょっと、来い」
[ごめん、なさい。]
連れてこられたのは誰もいない部屋。
[ごめんなさい。私が来たこと怒ってるんでしょっ?ヒクッヒクッ]
「う~ん、まぁ、そうだけどさぁ~!」
[前、言ってたもんね、楽屋まで来ちゃダメだって!私、みんなに見せたくない?]
「はぁ…そうゆうことじゃないって!あの、その、芽衣をみんなに会せたくなかった…みんなが好きになっちゃいそうだから…芽衣可愛すぎるから…ごめん!」
[///]
「…だからさっ、メンバーの前でまんま可愛いとこ見せんなよ!///」
[私、可愛くないよ///]
「そういうところが可愛いの!」
口が触れるだけの口付け。
「大好きだよ。///」
[私も。///]
「さっ、仕事戻るかぁ~、お前充電出来たし!」
[頑張ってねっ!]
「おう~!」
知『また来てね!芽衣ちゃん!』
[はいっ!]
岡『知念!山ちゃんの顔やばいよ!』
「そうゆうことだって!」
初めての人前でのキス。かああって体温が上がっていくのが分かる。
伊『ヒューヒュー』
有『人前で見せつけてやんの!』
「変な虫が寄り付かないようにな!」
薮『変な虫ってなんだよ!』
[じゃあ、ありがとうございました!お仕事頑張って下さい!]
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!