プリ小説

第9話

- 緊 張 -
優希
あ、いたいた!
遅くなっちゃってごめんね

優希の言葉に驚いて羽菜はうつむいていた顔を上げると

玄関の外側でスマホを弄りながら待っていた陽がこちら

を向いて右手を小さく振った。




羽菜はその動作にドキっとしてしまい、またうつむいた

まま靴箱まで歩き始める。


優希
あれ、一人?
浦瀬 陽
いや、あいつ今先輩に捕まってる
優希
仲いいのね

緊張して小刻みに震える手で靴を取り出そうとモタモタ

している間に先に行ってしまった優希と陽が楽しそうに

話しているのが見えた。なぜか二人はキラキラしてて完

璧な恋人同士のようでずっとなってたドキドキの音もす

っかり消えてギュッと苦しくなる。

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パステル・パピ子
パステル・パピ子
ご覧頂き感謝です。 かなりマイペース更新です。