第31話

死ぬべき日だった
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2018/03/25 11:24

嫌なことがあった.
それについて書きます.




とにかく泣きたかった

その日は,大嫌いな人達のところへ

自ら行かなきゃいけなかった



10人,他に10人もいた

その中にわたしは自ら行った



行ってる途中

何回も家に戻ろうかと思った

足がすごく重かった

つらくなって

顎が痛くなるくらい
歯を食いしばっていた

それでも行った



わたしは がんばったんだよ





誰かに 褒めて欲しかった

よく頑張ったね偉いよ



でもそんなことなかった

慰めてくれる大好きなお母さんは

もうこの世にはいなかった



お母さんが首を吊った時

わたしは学校にいた

何もわからず

知った時のあの例えようがない

感情が凄い勢いで迫ってくる感覚



それを 味わってくれる人はいるのかな

改めて 愛してた そう感じてくれる人は




死ぬ思いで目的地に着いた

そこからが地獄だった

ほかの奴らがわいわいしてる中

ずっと端にいるしかなかった

早く帰りたいのに

楽しいんだろうなぁ,ゆっくりおしゃべりしながらやってるんだもん

わたしなんていないも同然だった


わかるよ陰口

知ってるよ目線

見えてるよ感情


なんで呼んだの

なんで誘ったの


地獄を見せつけられただけでした



どうにか頑張って

やることやって

外に出れた時は

心臓を鷲掴みにされてる気分だった






わたしは頑張って行ったよ

作り笑いも頑張ったよ

陰口も見ないように聞かないようにしたよ



悪いことのあとには良いことあるなんて

良いこと待ってる間に死んじゃうっての






お母さんも辛かったはず

色んな悩みや苦しみが


重なって

積み上がって

頂点に達して




崩れ落ちた









わたしもそっちに行きたいと思ったよ

でも怒られちゃうな




まだ行けないや





なんの為に生きてるのかも

何を目指して生きていいかも分からないけど

適当に生きなきゃならない




こんなに辛いのに

慰めてくれる人なんか

誰一人居ないんだ





死ぬ決心が出来ていたら


今日は 死ぬべき日だった

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